ホーチミン
何年か前に娘と旅行でベトナム・ホーチミンに行った。
ベトナム語の勉強は始めていたが、訪れたことはなかった。
本当はベトナムだけでよかったんだけど、台湾とベトナムのツアーがあって、それがとてもリーズナブルだったので、台湾に2泊してから、ベトナムで2泊したが、ベトナムにはもっと滞在したかった。
(ツアー代金は1人約8万円。)
台湾もベトナムも歴史のある古めな豪華な良いホテルに泊まった。(台湾は円山ホテル、ベトナムはホテルマジェスティック)
ベトナムも台湾も屋台が有名だけど、旅行中おなかを壊したくなかったので、屋台は避けた。
ベトナムは屋台どころか、道端で売っているから、さすがにやばそうだったけど、台湾のはいけそうな気がしたが、台湾のコーディネーターが(台湾人なのに)屋台のものは食べないでくださいっていうから、がまんした。
日本に戻って、台湾人の友達に言ったら、物によるよ、大丈夫なのもあるって言ってた。
ベトナムでは、ちょっと良さ目のレストランとかで食べた。とてもおいしかった。
なかでもよかったのは、真ん中のレストランをぐるりと囲むように敷地内に屋台が並んでいて、自分でチョイスしてお願いすると、取ってくれて、レシートを渡してくれる。
レストランの席でのオーダーも可能で、最終的に両方のレシート合算で支払いをするというもの。屋根はあったけど、ちょっと外の感じだったし、雨が降っても大丈夫でとてもよかった。
屋台風のものがあるとはいえ、何よりレストランなので、席のこととか、ドリンクなど、いろいろ心配せずに済んだので安心して食事ができた。
娘はまだ寝ていたが(若いから眠いんだろう)朝、早く起きて、屋上に上がった。
屋上は、メコン川を見ながら、朝食が取れるレストランになっていて、風がすごくさわやかで、メコン川がずーっと向こうまで見えてとても気持ち良かった。
私が行ったときはドンの値上がりがすでに始まっていて、刺繍製品もかなり注目され始めた頃で、日本にも刺繍された袋物などがたくさん入ってきている時だった。
ベトナムコーヒー
コーヒーはとても甘く、コーヒーを濾しながら飲むタイプである。
甘いとは聞いていたが、やはり甘かった・・・!でもやっぱりおいしかった。
それでも2杯は飲めない感じだったけど。
カフェの物価は高いな、と思った。東京とそんなに変わらないんじゃないの??っていうくらい。
それに日本風のカフェも進出していた。人気のようだったが、もちろん日本風のカフェにお金払う気はなかったのでスルーしました。
バイクの波
言わずと知れた、ベトナムのバイクの多さ。テレビでは見たことがあったけど、まあすごい。
ホテルの前の大きな道、信号はない、横断歩道はある。
これも経験だと、渡ってみたいと思った。
娘はそんな無謀で無駄なことには興味はないので、私1人で渡ることに。
でもあまりに怖くて、ホテルのドアマン?のおじさんと手をつないで渡った。
横断歩道を渡ることが目的なので、渡ってすぐに引き返した。。。
戻ったら、ホテルの前のベトナム人女性が、怪訝な顔で私を見てた。
「このアジア系のおばさん、なにがおもしろいのか」って顔だった。
フランスのエッセンス~融合
ベトナム人は、見た目は中華系、プラス、シンガポールやインドネシアといった東南アジアの顔をしているが、とにかく骨格が華奢である。
私は身長が167cmあるけど、男の人がほぼそれくらいの身長か、もしくはそれより低かったように思う。
おしゃれな建物やお店は、フランス風のエッセンスが入っていて、アジアの古さとフランスが相まって良い感じを出している。
自分もアジア人(日本人)だし、もともと古いものに興味があるので、ベトナムの雰囲気はとても興味深かった。
マヨネーズだけよりも、しょうゆがちょっと入るほうが味がしっくりくるというか、そんな感じ?
ベトナム人男性
ベトナム旅行中に不思議だったのは、数人の男の人たちが商店の前に集まって何もしていないことだった。道の真ん中にマンホールのような穴が開いていて、工事の途中のように見えたが、でも作業はしていなくて、穴の開いた地面の周りに座ったり、立っていたりして、歩く私たちを最初から最後までただ見てるって感じだった。
夜になってから、電気をつけて作業を始めていたようだった。でももともと薄暗いので、電気をつけてもそんなに明るくなかった。
日中は本当にすることが無いのか、旅行者である私たちを、ずーっと見ていた。わたしたちそんなに珍しい??って思った、笑。
日本人の感覚からすると、全くよくわからなかった。。。
交代制だったのかもしれないし、日中は暑い等の理由があって作業してなかったのかもしれないけど、日本人の感覚からすると、全く分からなかった。
日本人だったら、日中にさっさと仕事して、夜は早く帰りたいと思うだろうな。