カーテン タッセル
我が家のリビングのカーテンには、カーテン留め(?)、タッセルというやつ?これが無かった。
なぜなかったのか全然記憶にないが、必要ないと思って捨てたのかもしれない。。。
今まではカーテンを開けて、留めるという作業さえもったいないほど時間がなかったし、フルタイムでずっと働いていたので日中家にいることがほとんどなかった。
でも、年明けに会社を辞めて、日中家にいることが多くなって、日光を少しでも多く取り入れたいと思うようになった。
カーテンをきゅっと留めるのと、留めないのでは5センチくらいの差かもしれないが、それぐらいでも日光の入り具合が違って部屋が明るくなる。
もはや、カーテンとお揃いのカーテン留めは探しようがないので、新しく別で調達しなければならない。
何かいいものはないかと思っていたが、帯締めを使ってみたらこれがとても良い。
さすが、帯締め、きゅっと締まって留めてくれる、その上きっちりと結べてほどけない。
シルクだから発色もいい。
電気のひも 帯締め 利用
電気のひもにも使いたかったので、半分に切って、それをまた半分にして、カーテン用には1/4の長さのものを2本作ってしまったが、1/2の長さがちょうどよいと思う。結んで垂らすと、長めに垂れ下がってとてもおしゃれ。
それにやっぱり絹だから、しっとり重みがあって、いい感じ。
房の部分を見えるほうに垂らしておけば、もう片方は切りっぱなしでよいと思う。
使った帯締めは、訪問着とかに合わせるやつではない、まるぐけのやつ。
着る機会のない着物
訪問着、色無地ならまだ着る機会はあっても、普段着に近い小紋はそうそう着る機会がない、ましてや、その小紋に合わせる帯締めで、あまり格が高くないものは、結局締めて外出することはない。
洋服その他でさえも、断捨離したいのに、使用頻度のかなり低い着物関係は厳選して持っていたほうがよい、と思う。
家にある着物を片付けないといけないと思っている人は多いのではないでしょうか。
うちの実家にもそんな着物や帯、小物がたくさんある。。。
すごく値の張るものなら、1着ずつでもどこかに持ち込んで、いい値段がつけばうれしいけれど、そんなのはまれだし。
良い着物でも数回は着ているので、よく見るとシミがあったりする。
全く着ていない未使用の着物でも、箪笥にしまいっぱなしだとシミがでてくるとおたからやのおじさんが言っていた。
でも、絹の着物はそんな簡単には捨てられない、やはりもったいないと思うし、生糸から反物、着物になる工程を考えると申し訳ないと思う。
昔の着物のほうが生地がよいと聞いたことがある。
それは、お蚕さんが食べる桑が環境汚染で昔ほどの良い桑ではないので、その桑を食べるお蚕さんが出す生糸も昔ほどよくないのだという。
余談だが、これは真珠でも同じだと思う。
古い着物の価値
特に着物に関しては、古いものも味があってよいと思う。
もちろん新しい着物は気持ちがいいし、デザインも新しいというのはよくわかる。
でも明らかに柄やデザインが古い着物でも、古臭さを感じさせなければ着れるのが着物ではないかと思う。
洋服だとそうはいかないのでは。
その違いはやはり、生糸から手間をかけて作ったものだから、そこに価値が出ているのではないかと私は思う。
リメイク
でもそうはいっても今の時代、着物を着る機会はほとんどの人が無い。
着物として存在できないなら、せめてリメイクして存在していってほしいと思う。
生地として、洋服でも、ストールでも、バックでも、何かに形を変えて誰かが使ってくれたら着物も嬉しいのでは。
着物をリメイクして、洋服やバックに作り替えることができる人はいいなあ。
和裁の知識があって、でも着物をほどくと場所も必要だな。
今や個性の時代だし、着物だから生地はいいし、リメイクものは一点ものだし。
数寄屋袋
数寄屋袋くらいなら作れるんだよな。
以前2つほど作った。ほんの通りにやったらとても上手にできた。
あと、折鶴の模様の帯、表は紺色、裏はシルバーのものがあるので、ランチョンマットかタペストリーを作成してみたいと思っている。
うまくいったらeBayで売りたい!!
日本の美は、海外の人のほうが刺さるんじゃないかと思う。